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「ブレザー」と「ジャケット」の違いは?
進化系紺ブレから始まる
ジャケット新時代の幕開け

ジャケット新時代の幕開け

すでによくご存じの方々が多いと思いますが、「ブレザー」と「ジャケット」の違いは何でしょうか? 答えは、「ブレザー」も「ジャケット」の一種です。ジャケットとは、「上着=トップス」の総称で、ウエスト丈のジャンパーなどもジャケットです。ジャケットというジャンルの中にはテーラードジャケットなども含まれていて、ブレザーはそのテーラードジャケットの中のひとつ。

ブレザーという名称は、19世紀英国の軍艦「ブレザー号」の搭乗員が身にまとっていた軍服(その軍服はダブルブレストでした)から命名されたと言われています。同じ時代に英国ケンブリッジ大学ボート部の学生が、チームウェアとして装ったシングルブレストのジャケットと合わせて、ブレザーと呼ばれるようになったようです。

軍服やチームウェアとしての「カッコいいジャケット=ブレザー」は、瞬く間にアメリカでも大きな人気を博し、東海岸の各名門大学「アイビーリーグ」の学生たちに愛されました。それがアメリカントラディショナルファッションの原型になりました。

さて、話は変わりますが、ヨーロッパの街を訪れた際に、街並みの美しさがとても印象的だと思った方々は多いはず。築100年以上の家々はざらで、200年やそれ以上前に建てられた建築も多数見かけます。色や素材、高さや意匠が統一され、得も言われぬ統一感があります。その理由は、ヨーロッパ各地では景観を保護するための法律が整っていて、個人が所有する土地や建物といえども、好き勝手に建て直しや改築ができないのです。

とはいえ、そこに暮らす人々は伝統的な意匠の街並みをとても大切にし、美しく整った街並みに誇りをもって暮らしています。そして、家の中に一歩足を踏み入れれば、最新の家電や設備、インテリアが採用されていて、モダンな暮らしをしています。建築物の旧き良き意匠を大切にしながら、内側には革新に満ちた機能性を内包している。

J.PRESSが100年以上に渡って大切に育んできたブレザーは、まさにヨーロッパの街並みのような存在です。1902年、「アイビーリーグ」の名門校イェール大学の門前で創業して以来、トラディショナルなアメリカンファッションの意匠をしっかりと受け継ぎながら、常に時代の最先端の機能や空気感を内包し、多くの人々に愛されてきました。

今季、J.PRESSが改めてラインナップしたオーセンティックなブレザーが、それを静かに物語っています。伝統的な意匠の中に秘めた最新の機能。常に時代のニーズを取り込みながら100年以上に渡って愛され続けてきたアイデンティティを発見することができます。

そしてさらに、その伝統のエッセンスを受け継ぎながら、新しいテーラードジャケットも生み出されています。19世紀末に、「ブレザー」が時代の最先端トレンドだった時と同じように。テーラードジャケットという正統派のジャンルでありながら、革新的な素材や機能に裏打ちされた新たなアイテムたちです。それらがまた、次の100年に向けて歩み始めています。

かつて英国では限られた階級の人々のみが纏っていたテーラードジャケットは、自由の国アメリカに渡り、階級から解き放たれた人々に愛されるようになりました。そしてそれは日本に渡り、1960年代のアイビースタイルとして一世を風靡しました。階級の鎖に縛られていたファッションが、自由な翼を与えられて羽ばたいた象徴が、ブレザーやテーラードジャケットなのです。

21世紀のいま、自由で自分らしい装いとして、ブレザーやテーラードジャケットが注目されています。そう、ブレザーやテーラードジャケットは、堅苦しいものではなく自由の象徴なのです。次の時代に向けた新しい幕開けが、訪れようとしているのです。

伝統的な紺ブレの最新進化系を纏って
オン/オフで自分らしいコーデを表現する

J.PRESSが100年以上に渡って受け継いできた正統派のブレザーが、時代のニーズに寄り添ってさらにアップデートしました。伝統的な素材/意匠を継承しながら、より軽くソフトな着心地が得られるよう、芯地が極力ライトウェイトな構造に進化しています。毛芯仕様のコンストラクテッドなシルエットと、アンコンストラクテッドの着心地を両立。新しい時代の定番ブレザーです。生地の素材は、従来から絶大なる信頼を得ているぺピンメリノを使用。ボックスシルエットの段返り三つボタン、MADE IN USAウォーターバーリー社の金ボタン、ナチュラルショルダー、センターフックベント、赤パイピング、7㎜マシーンステッチ等々、伝統の意匠を忠実に表しながら、写真のようにコーディネートは自由自在。定番の紺ブレでありながら、刺繍の入ったコーデュロイパンツと、タックアウトしたB.D.シャツ、そして軽やかなキャメルのモカシンの合わせは、ビジネスシーンでも徐々に受け入れられつつあるはず。そして、ボトムをチェックのチノパンに替え、大き目のキャップにスウェットを肩掛けすれば、秋の休日に映えるコーデが完成します。

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ペピンメリノサキソニー
オーセンティック ブレザー
¥69,300 税込

着心地極上のジャージー素材でありながら
大人っぽくクールでシックなシルエットを実現

ファイン原料ウールを使用し、上質な着心地を追求したハイグレードジャージー素材のテーラードジャケット。世界中のハイブランドが採用する尾州生地メーカーのスペシャリストとJ.PRESSが共同で開発したオリジナルの生地を採用。ストレスフリーで快適なストレッチ感に加えて、ウールならではの艶やかでエレガントな表情を持ちます。動きやすさが心地よいジャージー素材でありながら、シャキッとしてクールなシルエットを実現。その秘密は、生地端がカールしやすいジャージー素材を考慮して、フロントに胸ダーツを取らない構造を採用したから。セットアップとしてラインナップされている同素材のパンツは、太ももから裾口に向けて美しいフォルムを描くスリムなテーパードライン。スーツのように上下合わせて装った際のシルエットは、大人っぽくシックないで立ちに。オフの日のコーデでは、ボトムにデニムを合わせても大人っぽいクールさを演出可能。テーラードジャケットの新しいスタンダードになる予感に満ちています。

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SOFAニット
ハイグレードジャージ ジャケット
¥61,600 税込

シャツ以上、ジャケット未満!
新しい時代のニュードレスウェア“THE SHACKET”

リラックスした着心地のシャツと、きちんと感のあるジャケットの、いいとこ取りをした一着。コットン100%の素材ながら、カシミアタッチのように柔らかで上質な着心地の素材を採用。この素材によって、カジュアルでありながら上品なムードを併せ持つ仕上がりに。日本国内の綿の一大産地、兵庫県西脇市で開発されたJ.PRESSオリジナルのファブリックが出色です。シャツ特有のステッチワークに代表される繊細な縫製と、テーラードジャケットの構築的で体へのフィット感を重視した作りが融合。J.PRESSからの新しいドレスウェア提案になっています。肩幅、バスト、ウエストのすべてで、ゆとりを持ったサイズ感になっているので、どのような場面でもリラックスした気分で羽織れます。夏の最盛期にドレスアップする際の最強アイテムにもなりますが、秋口の季節の変わり目にインナーをレイヤードして装えば、重ね合わせたカラーグラデーションを作る洒脱な着こなしにも最適。毎年、長い期間に渡ってヘビロテ間違いなし。ぜひ一着は欲しい新境地のアイテムです。

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サマージャケット
"THE SHACKET"
¥42,900 税込

“伝統と革新”。長い歴史を紡いできたメゾンが常に大切にしていることです。J.PRESSも正に、伝統と革新を大切にしています。伝統的な素材や意匠を受け継ぎながら、その時代にマッチする新しい革新を常に追求。その表れが、ここにご紹介した3アイテム、紺ブレの進化系や、極上の着心地をもたらすジャージー素材のテーラードジャケット、そして新ジャンルのTHE SHACKETです。いま訪れ始めているジャケット新時代の波に乗って、新しいお洒落を楽しんでください。

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