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TITLE Zepanese Club×J.PRESS
DELIVERY 2018 Early November
SHOP IMA:ZINE http://imazine.osaka/ 
 
2017年9月、大阪北区の中津に誕生した<IMA:ZINE>は、洋服に込められた“ストーリー”と、“オリジナリティ”を発信する関西圏でも希有なショップといえる。関西のメンズファッション誌『カジカジ』の編集長に12年もの間就任していた代表取締役の岩井祐二氏、バイヤー兼ディレクターの谷篤人氏、ストアマネージャーの稲葉冬樹氏、彼らからアウトプットされる嗜好のカルチャー、知識のアーカイブで、店内の世界観は形成されている。梅田から1駅離れたこの中津エリアは、所謂閑静な住宅街。本企画取材時には小学生の楽しげな下校の列も見られ、落ち着いた雰囲気を感じられた。そんな心地良いエリアに佇む、インディペンデントでありひねりの効いた美しい店。一品一品に潜むストーリーが集約された空間に、コアな人々が惹き込まれる。同店キーマンの 1 人である谷篤人氏が<Zepanese Club - ゼパニーズクラブ ->×<J.PRESS>共作ブレザー製作に至る、初期衝動からプロジェクト参加までの経緯とは?その思考の一端を紐解く―――。
 
 
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Zepanese Club×J.PRESSSpecial Blazer “STREET SUIT”
INTERVIEW WITH Atsuhito Tani
 
 
「Zepanese Clubの核は、“ アメ村カルチャー”に端を発する。境界線を超える感覚、思い込みを切り崩す自由な発想をグラフィックで表現するブランド。思い浮かべるのが、あのパブロ・ピカソの世界。それまでの一点透視図法に一石を投じるキュビズムの時代、晩年に彼が辿り着いた“子供のような絵”は、その言葉通り、子供のように計算高くなく純粋無垢であり、既成概念に囚われない自由奔放な表現が見られた。彼のように、大人になった私たちが、これまでに学んできたルールや様々な尺度、常識などを理解した上で、進化のための破壊のように、今ある境界線を工夫と独自性を持って無くすことができれば…。そして、その先に生まれる新しい化学反応が、私たち大人に、また子供のような無邪気な楽しみをもたらす可能性があるのなら…。そんな想いを持った“Mr.Kids”なブランド、それが<Zepanese Club -ゼパニーズクラブ->です。歴史と伝統を誇るJ.PRESSと、日本のストリートシーンにグラフィックを介してメッセージを届ける、現在最も注目されているアーティストVerdy、関西を代表するパンクテーラー矢橋氏、彼らとの表現により、新しい価値を生み出すことが出来たら。そんな期待感と思考をもって、今回のプロジェクトに参加致しました。」
 
 
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コラボレーションブレザーの企画ミーティングには、Zepanese Clubディレクターの谷氏、IMA:ZINEストアマネージャー稲葉氏、代表取締役の岩井氏も参加。本プロジェクトのディテールやデザインを具現化するブレーンの要となる、Cradleのオーナー矢橋氏を中心に、J.PRESSデザインチームとの会話がスタートした。ラペル幅やカラー部分のディテール、ウエストシェイプ、パッチ&フラップ、アームホールのサイズ、釦位置と種類、ショルダーラインのフィット感、付属するZepanese Clubのエンブレムワッペンをベルクロパッチにするか、ピンの3点留めにするかなど具体的な形成、パターンに関して入念に擦り合せが進行する。ミリ単位で設計されていくなか、イメージの糸口としてジョン・ライドンの80’Sスーツスタイルが例に挙げられるなど、“音”や“カルチャー”の匂いを感じさせるIMA:ZINEクルーらしいワードも飛び交った。打合せ後、谷氏は矢橋氏とアウトプットしたデザインについて改めて振り返ってくれた。
 
「今現在の都会的に洗練されたJ.PRESSとは少し異なる、クラシカルなイメージを具現化出来たことは美点だと思います。東海岸のクラシックスタイルがニュートラルな感覚を一旦取り戻し、80年代頃をイメージして製作したパターンが、偶然にもJ.PRESSの過去のアーカイブスと重なる部分も多く、老舗らしさを失わず、どこか新鮮に感じることの出来るパターンに仕上がっていると思います。アメリカントラッドのテイストを、現在の既成概念とは違った角度で表現しつつ、そこにVerdy氏のグラフィックデザイン、「Zepanese Club」の打ち出すスタイリングの発想が加わることで、かつてないテイストが生まれていると感じます」
 
 
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彼らの芯のある背景的知識と、肩の力の抜けたクリエイティビティこそがトラッド、モード、ストリート等のセパレートされているジャンルの境界認識を和らげ、年齢の壁も取払い世代を超えて愛されるモノを生み出す。
 
「ルールを学んだ上で“ルールは破る為にある”を念頭において、メローな価値観でこのブレザーを楽しんでもらいたいです。着ていただきたい年齢層は、20代前半~60代の三世代、親から子へ受け継がれるジャケットになるのが理想です。個人的には“ストリートスーツ”と題し、Zepanese Club、Cradle、J.PRESSの 3 つのブランドが表現するメッセージや素材、色など、このネイビーブレザーを着用して所有者それぞれのオリジナルティあるスタイルの表現をして欲しいですね」
 
※商品はIMA:ZINEのみでの販売となります。
 
 
 
SHOP INFORMATION
IMA:ZINE
ADDRESS 大阪市北区中津3-30-4
OPEN 12:00 - 21:00
TEL&FAX 06-7506-9378
 
 
 
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